広島市立大学裏千家茶道部の活動内容



活動の指針:

「一椀からピースフルネス」を合言葉に, 一椀の茶を通じて,日本の伝統と「和」の心を理解し,文化を継承するとともに,広く社会とも触れ合いながら見聞を広める.




定期活動:

毎週火曜日16:30-20:00(学生会館2Fの茶室にて)

茶道の先生を招き, 個人及びグループでの点前等の稽古


先生の言葉:

茶道は, 日本という風土の中で生まれ, 育ち, みがかれて,数百年の歳月のうちに, 日本人の美意識として完成された文化です.

「温故知新」過去を学び, そして, 今に活かしてこそ, 心豊かな「日々好日」を, 心がけるための知恵を学ぶ修道の場です.

【学生に出会い感じること】

日々の生活の中に季節感がなく, 感じる感覚・感性のゆとりを失ってしまっているようです. 四季の変化に恵まれた風土で生活しているのに, もっと, 美しい自然を友として欲しいものです.


【学校茶道を通じて習得できること】

  1. 日本人の美的感性・風流の心を大切にする.
  2. 失敗を恐れず, 自分の心に忠実に素直に生きることを学ぶ.
  3. 人間関係をよりよくする知恵を習得することを目的とする.
  4. 社会人となっても困らない礼儀を身につける.

茶道は総合芸術と言われるだけに数々の事に気がつき, 美しい振る舞いが身について, 自然体で何時しかできるようになる, 万人に与えられた道のひとつです.


三浦宗輝(資格:教授)



顧問としての立場から:

1970年代から1980年代にかけて高度経済成長を成し遂げ, 経済大国となった当時, 多くの国々が日本を注目するようになりました. が, それは必ずしも好意的なものではありませんでした:

「イギリスは法の尊厳を,
アメリカは自由の尊さを世界に教えた.
っで, 日本はいったい何を世界に教えようと言うのだ」

日本が世界に誇れるものの一つとして, 鎌倉時代の武士道があると思います. 質素な暮らしをし,武術と学問に心血を注いだ人々が日本には居たのです.平成13年度(2001年度)4月に, 顧問を引き受けるとき茶道の本をいろいろ読むなどして,「清貧」という言葉に出会いました. 茶道に使う道具は諸外国のきらびやかな食器と比べると実に質素なものです. 茶道の神髄は質実さと単純さの中に美を見いだすことだというのが私の理解でした.

1980年代, アメリカのあるジャーナリストがこんな指摘をしました:

「豊かさは豊かさだ.子供たちはそれを享受するだけで,
両親や祖父母のように必死で働くということはなくなる」

仏教思想の影響を受けて, 日本では出会いを「縁」だと考えます.茶道部に入部した皆さんはもちろん, このページをご訪問いただいただけの方との出会いも何かの巡り合わせだと考えます. 茶道に接することで, 「日本が世界に誇れる文化は何だろう」という考え方をしてもらえたらと思っています.


高橋隆一





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広島市立大学裏千家茶道部